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スペイン瓦の施工方法

スペイン瓦の施工上の特徴

スペイン瓦は外国産なので特別な技術や納め方が必要なのではないかと、よくご質問をいただきます。ですが、

瓦の葺き方は万国共通

国産の瓦の葺き方と全く同じです。平板瓦の感覚で施工することが可能ですから、かえってS型の混ぜ葺き瓦よりも短い工期で仕上げることが可能です。

スペイン瓦の施工は難しくありません

  • 国産の平板瓦の感覚で工事できるので施工が容易です。
  • 平板瓦と単位面積当たりの必要枚数がほぼ同数で、スピーディーな工事が可能です。
  • 施工の際に、和型のような特殊な技能は必要ありませんので施工者を選びません。
  • 凸部と凹部にはっきりと分かれているので、国産の平板瓦よりも雨漏りの可能性が格段に小さくなります。

施工手順

野地および瓦桟の施工

  • 野地に用いるルーフィングシートは特別な素材の下地材を用いる必要はありません。
  • また、瓦桟は六分角を用いることが可能ですが、胴縁を用いた方が釘止めしやすくなります。
  • 瓦桟を施工する際は以下の寸法を採用ください(2013年2月20日現在)。なお、これ以外の寸法を採用する場合はご相談ください。

BW12の瓦桟

1本目
軒先仕上がり(広小舞)から瓦桟の上端までが1尺1寸1分
間隔
1尺2寸3分

BW10の瓦桟

1本目
軒先仕上がり(広小舞)から瓦桟の上端までが1尺2寸4分
間隔
1尺2寸8分
使用する下地材等について

屋根下地材

この写真では軟質プラスチック製のルーフィングシートを使用していますが、23kgのアスファルト・ルーフィングシートで4寸勾配まで施工可能です。
瓦桟には胴縁を用いた方が釘止めしやすくなります。

瓦桟の両端についての留意事項

瓦桟の端部

瓦桟の端部は野地の端部に揃えて面一で切断してください。野地よりも極端に内側で切断するとケラバ(袖瓦)が外側に傾いて付く原因になります。
瓦桟を野地の外側まで延長することで、割り込みの自由度が増します。(5分程度が限度です。)

木摺りの利用のお勧め

木摺り

木摺りを使用するか、この写真のように木摺りの機能を代替する機能を有する下地材を使用することで、瓦桟の寿命を延ばすことができます。(一般の下地材でも問題ありません。)

瓦の施工について

  • 当社が採用しております工事方法において、工事の開始からそれぞれの工程でのポイントを記載しています。
  • 施工にあたっては以下の働き寸法を採用ください(2013年2月20日現在)。これ以外の寸法を採用する場合はご相談ください。

BW12の働き寸法

項目
右(左)袖
半瓦
かっぽん
働き長さ
12.3
12.3
12.3
2.0
12.4
12.4
働き幅
6.6
2.2
4.3
7.5
7.5
7.5

単位:寸

BW10の働き寸法

項目
右(左)袖
半瓦
かっぽん
働き長さ
12.8
12.8
12.8
2.0
12.4
12.4
働き幅
7.7
2.2
5.5
7.5
7.5
7.5

単位:寸

施工内容

瓦の置き方

瓦上げ

桟瓦はS型と同様に裏返して袖の部分を瓦桟に掛けて置きます。形状が縦長であるため、7把(4枚で1把)を1山として置き、1山の間隔を5寸程度として置くと、1列残しで瓦を置くことができます。

瓦の葺き始め

葺き始め

左の袖瓦から付け始めます。2つの釘穴に、それぞれパッキン付きの釘を用いて瓦桟に止め付けます。
野地端部から5分ほど袖瓦を離して割り込みを調整することが可能ですが、この場合には止め付ける釘の本数を増やすなど、瓦の落下防止対策が必要になります。

袖瓦の隣の列の瓦の留意事項

桟瓦の葺き始め

袖瓦を上から覆うようにして桟瓦を葺き始めます。この際強風による影響を鑑みて、桟瓦の左端部が袖瓦よりも内側になるように注意し、全ての桟瓦を釘止めします。

軒先の瓦の釘止め

桟瓦の鼻桟への止め付け

軒先の瓦は桟瓦の釘穴への釘止めに加えてL型釘で鼻桟にも止め付けます。桟瓦の凸部の一番高い部分にドリルで穴開けした後、この穴から4寸釘で鼻桟に止め付ける方法もあります。

割り込みの都合で桟瓦を欠き込む場合

桟瓦の欠き込み

上記による当社指定の働き幅よりもかなり小さく割り込む必要がある場合は、左の写真の部分を欠き込むことで寸法を詰めることが可能です。

右袖の取り付け

葺き仕舞いの工事方法

最後の列まで桟瓦を葺いてから右袖瓦を付けると足場が悪くなってしまう為、最後の1列を残して右袖瓦を付けます。左袖瓦同様、5分程度の調整が可能です。
この段階で半瓦を固定する準備をします。写真では針金を出してあります。(矢印部分)

半瓦を伏せる時の留意点

半瓦を施工する時の留意点

最後の列の桟瓦が葺き終わりました。ここに半瓦を使います。
前後しますが、桟瓦を割り込む際に、桟瓦の上端部と右袖瓦の上端部を5分以上開くようにする(赤丸部分)と、半瓦を被せる際に欠き込まずに納めることができます(赤い矢印部分の寸法を半瓦の寸法以上にする必要があります)。

棟金具を利用する場合の高さ

棟金具の高さ

棟金具の高さは切妻の大棟場合で、BW12は110mm、BW10は120mm。隅棟の場合はそれぞれ130mm、140mmを基準とします。棟瓦はステンレスビス等で木材に固定します。

瓦を葺いた後の野地からの高さ

桟瓦の半端の高さ

下屋部分の壁との取り合いにおいては、瓦の高さは野地上端から120mmを見込んでおきます。

瓦の割り込みについて

当社で取り扱っております製品の施工にあたっては以下4つの方法で割り込みを調整することが可能です。

  • 袖瓦の出寸法
  • 桟瓦と袖瓦の重なり
  • 桟瓦の効き幅
  • 右袖瓦とその前の列の瓦との開き寸法

割り込み方法

袖瓦の出寸法

ケラバのでの割り込みの調整

通常は、このように袖瓦は野地端部に接するように付けます。ただし、割り込みによっては野地端部から5分ほど袖瓦を離して割り込みを調整することが可能です。ただし、この場合には止め付ける釘の本数を増やすなど、瓦の落下防止対策が必要になります。

桟瓦と袖瓦の重なり

ケラバと桟瓦の重なりによる割り込みの調整

画像は桟瓦が袖瓦の端部よりも5分ほど内側に入れてありますが、割り込みの調整が必要な場合は、袖瓦の端部ギリギリまで外側に出すことが可能です。また、逆に袖瓦を止め付けている釘穴(左側1の写真で見える部分)まで桟瓦を内側に入れることも可能です。この部分で割り込みを1寸調整することが可能です。

桟瓦の効き幅

桟瓦を書き込むことで割り込みを調整

国産の縦葺きの瓦と同様、基本となる働き寸法よりも若干大きく、または若干小さく割り込むことが可能です。ただし、ある程度大きな割り込み寸法の調整をする必要がある場合は、赤丸の部分を欠き込んで寸法を詰めることをお勧めします。

右袖瓦とその前の列の瓦との開き寸法

右袖部分での寸法の調節

当該部分は半瓦の納まりの関係で5分開ける必要がありますが、そこから更に1寸開いて寸法を調節することが可能です。

スペイン瓦の見積等、お気軽にお問い合わせください

電話でのお問い合わせ

050-3578-0671

受付は平日の9:00~17:00です

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